I can be a bird ,can't I ?
タイトルに意味なんてありませんよ?
適当に言ってみただけです笑
12月上旬、ある夜、今年初めて雪が降った。
実感がなかったが「ああ、冬になったんだなあ」と、歩を進める。
雪国であるここでは、雪が降らないと冬というものを感じられなかった。
田舎の都市であったここに住む僕は、大した金も持っていなく、将来、ここを離れて稼いで楽しい暮らしをするという曖昧な夢とも呼べない夢を持って、ただ意味もなく生きてきた。
そりゃあ、ここが楽しくないというわけでもなかったさ
小さいころからの幼馴染と小学校、中学校、そして今、高校でも一緒に過ごしてきた。
幼馴染にはとても感謝もしてるし、これからも一緒に居たいと思っている。
だけどこのさびれた町から抜け出したいという気持ちも大きかった。
だからそんな曖昧な生き方をしてきたのかもしれない、だがそいつらともずっと一緒にいられるわけでもないということに気づいている。
気づいてるからこそこんな曖昧な生き方に僕自身がイライラすることがある。
そういう時に僕は夜に子供に頃からよく行っている公園に行く。
子供に頃には幼馴染4人でよく走り、遊びまわっていた。
全員がへとへとになるだけ遊び疲れ倒れこんだ思い出もある。
みんな息を切らしながら、そこで誓い合ったものだ。
「ずっと一緒にいような」
みんな笑いながら頷いていた。
そんな昔からの思い出が詰まっている特別な場所なんだ。
その話はまた今度にすることにして…
そこの公園は結構広くてそこにある小さな丘があって、そして丘の上で空を見上げる。
星を見るのが好きだった。だから夜遅くに僕は出かける。
その日も誰も来ないような遅くに夜に丘に登った。
だが途中で僕は立ち止まっていた。
そして僕は見とれていた。
そこには白い雪の中にきれいな髪の長い黒髪の女の子が、丘の上に一つあるベンチに座って、僕と同じように星を見上げていた。
その子の肌は雪に負けないほど白く透き通るように輝いていた。
歳は僕より少し下なのだろうか、少し顔が幼いように感じる。
だが目は大人びていて力強く、そしてなぜだか悲しそうなそんなイメージでとにかく綺麗な女の子だった。
しばらく見とれていた僕に気づいた彼女は一言呟き、立ち去ろうとする。
「せっかく来たのに、雪だなんてついてないな…」
それを聞いてなぜだかわからないが僕は声をかけていた。
ただの下心だったのかもしれない。
とにかく気になってしょうがなかった。
「んなもん、明日には見えるかもしれねえだろ?」
彼女はそれを聞いて肩越しに振り返りもう一言、
「明日があるかなんてわからないじゃない」
その言葉はたぶん信じてる言葉じゃなかったと思う。信じたいわけでもなかったと思う。
だけど何か諦めてるかのように彼女は悲しそうな顔で言っていた。そして彼女は何もなかったかのように、前を向きなおし、去って行った。
しばらく彼女のあとを眼で追っていた。
それほど時間はたたなかった。
だが彼女の姿が消えたときには雪は止み、冬の空にオリオン座が空に輝いていた。
三つ並んだ星が…
これは冬の物語
僕が何かを諦めて、進むための道を決めた、ただそれだけの話である。
人にはよくあることで特別な話ではない。
餓鬼だった僕が少し大人になっただけだ。
僕はただの餓鬼でなにも諦めたくなかった、なにも手放したくなかった。
だけどなにも手放さなくてもいいわけはなくて、人は変わらずにはいられない。
そんな当たり前のことに気付いた
冬…
乱文すいません!!
適当に言ってみただけです笑
12月上旬、ある夜、今年初めて雪が降った。
実感がなかったが「ああ、冬になったんだなあ」と、歩を進める。
雪国であるここでは、雪が降らないと冬というものを感じられなかった。
田舎の都市であったここに住む僕は、大した金も持っていなく、将来、ここを離れて稼いで楽しい暮らしをするという曖昧な夢とも呼べない夢を持って、ただ意味もなく生きてきた。
そりゃあ、ここが楽しくないというわけでもなかったさ
小さいころからの幼馴染と小学校、中学校、そして今、高校でも一緒に過ごしてきた。
幼馴染にはとても感謝もしてるし、これからも一緒に居たいと思っている。
だけどこのさびれた町から抜け出したいという気持ちも大きかった。
だからそんな曖昧な生き方をしてきたのかもしれない、だがそいつらともずっと一緒にいられるわけでもないということに気づいている。
気づいてるからこそこんな曖昧な生き方に僕自身がイライラすることがある。
そういう時に僕は夜に子供に頃からよく行っている公園に行く。
子供に頃には幼馴染4人でよく走り、遊びまわっていた。
全員がへとへとになるだけ遊び疲れ倒れこんだ思い出もある。
みんな息を切らしながら、そこで誓い合ったものだ。
「ずっと一緒にいような」
みんな笑いながら頷いていた。
そんな昔からの思い出が詰まっている特別な場所なんだ。
その話はまた今度にすることにして…
そこの公園は結構広くてそこにある小さな丘があって、そして丘の上で空を見上げる。
星を見るのが好きだった。だから夜遅くに僕は出かける。
その日も誰も来ないような遅くに夜に丘に登った。
だが途中で僕は立ち止まっていた。
そして僕は見とれていた。
そこには白い雪の中にきれいな髪の長い黒髪の女の子が、丘の上に一つあるベンチに座って、僕と同じように星を見上げていた。
その子の肌は雪に負けないほど白く透き通るように輝いていた。
歳は僕より少し下なのだろうか、少し顔が幼いように感じる。
だが目は大人びていて力強く、そしてなぜだか悲しそうなそんなイメージでとにかく綺麗な女の子だった。
しばらく見とれていた僕に気づいた彼女は一言呟き、立ち去ろうとする。
「せっかく来たのに、雪だなんてついてないな…」
それを聞いてなぜだかわからないが僕は声をかけていた。
ただの下心だったのかもしれない。
とにかく気になってしょうがなかった。
「んなもん、明日には見えるかもしれねえだろ?」
彼女はそれを聞いて肩越しに振り返りもう一言、
「明日があるかなんてわからないじゃない」
その言葉はたぶん信じてる言葉じゃなかったと思う。信じたいわけでもなかったと思う。
だけど何か諦めてるかのように彼女は悲しそうな顔で言っていた。そして彼女は何もなかったかのように、前を向きなおし、去って行った。
しばらく彼女のあとを眼で追っていた。
それほど時間はたたなかった。
だが彼女の姿が消えたときには雪は止み、冬の空にオリオン座が空に輝いていた。
三つ並んだ星が…
これは冬の物語
僕が何かを諦めて、進むための道を決めた、ただそれだけの話である。
人にはよくあることで特別な話ではない。
餓鬼だった僕が少し大人になっただけだ。
僕はただの餓鬼でなにも諦めたくなかった、なにも手放したくなかった。
だけどなにも手放さなくてもいいわけはなくて、人は変わらずにはいられない。
そんな当たり前のことに気付いた
冬…
乱文すいません!!
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